マンションの戸数と調べる深さを選ぶと、公表されている調査の価格で相場の目安を計算します。
当社のお見積りは、現地確認のあとに書面でお出しします。
費用の目安を試算する
① 戸数 ② 調べる深さ ③ 配管(必要なとき)を選ぶと、右に明細が出ます。足場などの仮設費は含みません。公表資料による相場の目安で、当社の料金表ではありません。
共通の作業(はじめは全部入っています)
| 項目 | 計算 | 金額 |
|---|
単価の出典:『マンション2025-2026』p.412「調査・診断費用①」調査価格(経済調査会調べ)。足場・仮設の費用は含みません。
計算に使っている単価の一覧
試算は、すべて下の表の単価で計算しています。隠している数字はありません。
建物の調査・診断
※出典の資料では「一次診断・二次診断・三次診断」と呼んでいます。当社では、調べることを「調査」、報告書にまとめることを「診断」と呼び分けています。
| 項目 | 内容 | 単価 |
|---|---|---|
| 予備調査 | 竣工図書・修繕記録の確認、管理組合への聞き取り、下見 | 126,000円/式 |
| 資料調査・整備 | 竣工図書・修繕記録の調査と整理 | 95,000円/式 |
| アンケート | 区分所有者・居住者へのアンケート | 2,000円/戸 |
| 一次調査 | 目視(外壁のひび割れなど)、テストハンマーによる打診など | 3,000円/戸 |
| 二次調査 | 付着力試験(塗膜・タイル)、防水材の試験などの非破壊・微破壊の検査 | 4,500円/戸 |
| 三次調査 | 一部を壊して調べる検査を含む、専用の器具による調査 | 7,100円/戸 |
| 報告書の作成 | 結果のとりまとめと、部位ごとの修繕時期の提案 | 7,800円/戸 |
| 劣化部位図 | 調査に基づく各部位の傷みの図面 | 4,500円/戸 |
設備(配管)の調査
| 項目 | 内容 | 単価 |
|---|---|---|
| エックス線(基本料) | 機材・技術者・運搬交通費 | 225,000円/日 |
| エックス線(撮影) | 撮影料金(フィルム代を含む) | 15,000円/か所 |
| 給水・給湯管 内視鏡 | 器具の取り外し・取り付けを含む | 180,000円/日 |
| 排水管 カメラ(動画) | 同上 | 190,000円/日 |
| 抜管:給水立て管 | 配管の切り取り調査 | 135,000円/か所 |
| 抜管:雑排水管 | 同上 | 180,000円/か所 |
| 抜管:汚水管 | 同上 | 180,000円/か所 |
出典:『マンション2025-2026』p.412「調査・診断費用①」(調査価格・経済調査会調べ)。出典には「建物のこれまでの維持管理や傷み具合、戸数などによって調査・診断の内容は大きく異なり、価格の幅も大きいため、価格の適用には注意すること」「足場などの仮設が必要な場合は別途加算する」と注記されています。
専門の調査会社が公表している「1戸あたり」の価格
同じ資料に、専門の調査会社が公表している標準価格が載っています。会社によって幅があることが分かります。
| 会社 | 調べる範囲・方法 | 1戸あたりの標準価格 | 前提 |
|---|---|---|---|
| A社 | 建築(躯体・外壁・防水・金物)と設備 | 12,000〜20,000円 | 1棟50〜100戸 |
| B社 | 屋上・外壁・外構。打診・付着力・中性化など | 20,000〜30,000円 | 100戸程度 |
| C社 | 外壁の仕上げ材。打診と地上・ドローンの赤外線を組み合わせ | 30,000円〜 | 100戸程度 |
| D社 | 建物調査診断業務 | 12,000〜16,000円 | 50戸・1棟 |
| E社 | 屋上・躯体・外壁・外構・基礎 | 10,000〜20,000円 | 50戸・1棟 |
| F社(設備) | 給水設備/排水設備/電気設備 | 7,000〜10,000円/5,000〜9,000円/2,000〜3,000円 | 1棟100戸程度 |
| D社(設備) | 給排水設備の診断(抜管3か所・内視鏡2か所程度) | 1棟 500,000円程度 | — |
出典:『マンション2025-2026』p.414〜417「調査・診断費用②〜⑤」(メーカー公表価格)。会社名は伏せています。改修の仕様書・詳しい面積の積算・耐震診断などは、各社とも別途とされています。
費用を抑える5つの工夫
1. 図面と記録をそろえておく
竣工図・修繕の記録・点検の報告書がそろっていると、資料の確認が短くなります。見つからないときは、管理会社に保管場所を確かめてください。
2. アンケートで場所を絞る
「どこで・いつ・どんな時に」を事前に集めると、二次調査をする場所を必要なところに絞れます。
3. 法律で決まった外壁調査と時期を合わせる
10年ごとの「全面打診等」と大規模修繕の前の診断を同じ時期にすると、調査が一度で済みます。
4. 二次・三次は「必要な所だけ」
全部の場所で試験をする必要はありません。一次調査の結果を見て、試験する場所と数を決めます。
5. 自治体の助成制度を確かめる
耐震診断はほとんどの自治体で助成制度があり、長期修繕計画の作成に助成する自治体もあります。使える制度がないか、当社からもお調べしてご提案します。
費用についてよくある質問
なぜ「戸数」で計算するのですか?
当社(ライフスタイルアドバイザー)の料金はいくらですか?
足場の費用はどれくらいかかりますか?
他社の見積書が高いか安いか、見てもらえますか?
試算の結果を、そのままご相談ください
「明細をコピーする」で写した内容を、お問い合わせの欄に貼り付けていただけます。ご相談・現地確認は無料です。
返信は通常2営業日以内。携帯 090-8628-3338(担当:久保田)
出典
- 『マンション2025-2026』「調査・診断」p.410〜417(調査・診断費用①〜⑤)※発行元・版の正式な表記は掲載前に確認